いくら焦っていたとしても正規の優良金融業者かどうかは慎重に見極めなければなりません。
下手に慌てたり、安易に選んでしまって、ヤミ金融に手を出してしまったら大変なことになります。
そこでここではヤミ金融の見分け方をご説明いたします。
【登録番号】 【任意団体への加盟】 【実質年率】 【無利息期間】 【広告文章】
【インターネットの申し込みフォーム】 【習うより慣れよ】
登録番号
金融業を営業するには、必ず財務局か都道府県へ届け出て登録番号を発行してもらう必要が
あります。
具体的には消費者金融のホームページや広告などに記載されてる以下のような番号です。
○○○○○○や△△△△△△に該当する数字です。
「都(3)○○○○○○号」や「近畿財務局長(5)△△△△△△号」
「都」や「近畿財務局長」の部分は都道府県・財務局の管轄によって異なりますので
例えば千葉県の業者なら「千葉県知事(3)○○○○○○号」や「関東財務局長(5)△△△△△△号」となります。
都道府県か財務局かの違いは、貸金業規制法によって、二つ以上の都道府県の区域内に営業所又は事務所を設置する場合は財務局、一つの都道府県の区域内の場合は都道府県知事の登録というように分かれています。
また「都」や「近畿財務局長」のあとの( )の中の数字は営業年数を示しています。
3年ごとの更新となっており、登録時〜3年は(1)、4〜6年は(2)というように( )内の数字が大きくなっていきます。
この登録番号の記載から分かることは、きちんと届出をして正規に営業を行っている消費者金融か
どうか、また営業年数は何年以上かということです。
やはり営業年数が長いほうが信用も高くなります。
ヤミ金は届出はしている場合がありますので登録番号は持っている場合もあります。
しかし( )内の数字が1であることがほとんどです。それは違法な営業を3年以上も1箇所で行うことは
難しいので、次々と会社を変え、都度、登録番号申請をするため、( )内の番号が大きくならないからです。
本当の正規の業者でも最近営業を始めている場合もあり、その場合は( )の数字が1であることもありますが、まずは都道府県の(1)の時は慎重になることをお勧めします。
任意団体への加盟
金融業界の任意団体にJCFA・NIC・CLAといったものもあり登録の有無が正規業者の判断材料のひとつにできます。
任意団体への金融業者の加盟は同業の紹介が必要であるなど、おいそれと誰でもが加盟できるようにはなっていません。
その為、ヤミ金が加盟していることはなかなか考えられません。
ですので、加盟している金融業者はかなり安全だと判断することもできます。
しかし反対に、任意団体への加盟は強制ではなく、任意の為、加盟していなくても正規の金融業者もたくさんあります。
実質年率
実質年率は低いところで借りたいのが常ですが、極端に低いところは要注意です。
銀行系の消費者金融では大体15.00%〜18.00%です。ここから考えると、とりあえず1ケタ台の金利を謳っているところは注意が必要です。数年前であれば1ケタ台の金利であればかなり要注意だったのですが、近年では正規の優良消費者金融でも結構1ケタ台の会社がかなりあります。これは競合他社との競争により1%でも金利を下げようという企業戦略とインターネットや自動契約機の普及によるコスト削減による影響が大きいと思われます。
その為、金利が1ケタ台であるから絶対要注意とも言い切れなくなりましたが、1ケタ台の金利を謳っている会社の規模、知名度その他と抱き合わせて判断してください。
ちなみに1ケタ台でも前半、3%や4%であれば要注意です。
無利息期間
消費者金融の融資には無利息期間という期間が設定されているものもあります。
例えば、1週間無利息、10日間無利息、30日間無利息など。
これは、その期間内に完済すれば金利がかからないというものです。
仮に給料まであと1週間ある、お金が足りない、でも給料さえ入れば返済できる、という場合は
通常の実質年率が高くても1週間以上の無利息期間のあるものを借りればいいわけです。
逆に消費者金融側の儲けは0円です。
しかし、そんなことは消費者金融側も百も承知なので正規の消費者金融なら長くても30日間無利息、
キャンペーン期間などを設けてもせいぜい60日間無利息といったところです。
これが半年間無利息や1年間無利息などであれば、要注意です。
また30日間以上の無利息期間を設定している正規業者も数えるほどですから、
1ヶ月以上の無利息期間でも正規の業者かどうか慎重に調べましょう。
広告文章
チラシやホームページに、『ブラックでもOK』、『他社断られた方でも間違いなくご融資します』、
『300万円まで無審査で即日お振込!』など極端に甘い言葉が書かれている場合は要注意です。
正規の消費者金融側としては、ひとりでも多くの人に申し込んでもらいたい、申し込んでもらった後、審査すればいいのだから、と言う気持ちがあることはあるでしょうが、だからと言って明らかに貸せない人には最初から申し込んでもらいたくないと思っています。
明らかに貸せない人からの申し込みであっても信用情報を調べたり、審査したりと手間がかかるからです。また、本当に誰にでも貸せるわけはないので広告自体がウソになってしまうので
信用としても下がります。むしろ正規の業者は『審査によってはご融資できない場合もございます』などとお断りする可能性さえ記載しています。その為、極端に甘い、だれでもどなたでもといったような広告文や間違いなく、絶対といった断言系の表現は通常避けています。
こうした理由からも、極端に甘いことが書いてあるチラシやホームページの業者は注意してください。
インターネットの申し込みフォーム
インターネットで申し込みを行う場合は、申し込みフォームと呼ばれる、紙に書く代わりに必要事項を
入力して送信するフォームがあります。この時、申し込みフォームのページのURLが『https:』で始まっているかどうかをご確認ください。『http:』ではなくて『https:』で始まっている場合はSSLという暗号化処理がされていて送信データを他人に見られないようになっています。正規の優良業者であればほぼ間違いなくhttps:になっているはずです。
また、申し込みフォーム自身のページまたはその前後のページに、信用情報機関への照会へ同意するかどうかを確認する箇所があります。これもhttps:同様、優良な業者ならほとんど全部あるはずですのでご確認ください。
習うより慣れよ
習うより慣れよといっても借金に慣れようというわけではありません。
融資を申し込もうと思ったら、とにかくたくさんの消費者金融のホームページを見てみるのもひとつの手です。
何でもそうですが、ある程度の数を見ていると、目が肥えてきて感覚的もある程度、安心なことろか
あやしいところかが分かってくることもあります。
他社にはこういうことが記載されていたのに、この会社にはその記載が抜けているや、
他社に比べ極端に情報が少ない、ホームページの造りがいい加減だなどなど、いろいろと分かることもあります。
これは何も借金だけに限ったことではなく、ブランド品が好きな人が、パッと見ただけで本物かコピー商品か分かるのと同じように微妙な違いが分かってきます。
あわてずに少し時間をかけてたくさんの会社を見てみるのも見分ける方法です。 |