一般的に金利、金利と言われますが、消費者金融などでは実質年率のことを指している場合が多く見受けられます。
正確には金利とは借り入れ元金に対して発生する利子の割合そのものを指します。
例えば100万円借りて、1年間で120万円返済し完済したとすると利子は20万円ですから
1年間の金利(年利)は20%です。この20%が金利です。
では実質年率と何が違うのでしょう。
実質年率とはいわゆる利子以外に金融業者に支払う手数料や保証料などを含めた年間の金利です。
例えば先ほどのように100万円借りて、1年間で120万円返済し完済したとします。
この時、金利(表面金利という)は20%ですが、保証料と手数料で合計2%を更に支払い、
合計で122万円支払っていたとします。
すると全体での年利は22%となり、これが実質年率です。
消費者金融やクレジットカードのカードローンなどでは金利の表記ではなく、
一般的に実質年率の表記となっています。
ですが、いずれにしても利率を見るときには常に実質年率であることをご確認ください。
いくら表面金利が低くても、その他の保証料や手数料が高ければ、トータルで支払うお金は高くなってしまいます。
前置きはこのくらいにして、「金利は実質年率で見比べる」を理解していても、消費者金融や、クレジットカードのカードローンなどを比較するときに迷うことがあります。
それはほとんどの実質年率の表記には幅が持たされているからです。
比較したことがある方ならご存知だと思いますが、消費者金融などの商品の実質年率の表記は
「15.00〜18.00%」などと書いてあり、「15.00%」とはなっていません。
この幅はどういう意味なのでしょうか。
これは表記通り、審査を通った場合15.00%以上、18.00%以下のどこかのパーセントでお貸ししますよ、ということです。
つまり、申し込みをして審査が通って連絡が来ないと自分は何パーセントで借りられるのか分からないわけです。
もちろん15.00〜18.00%の範囲であることは分かりますが。
では15.00〜18.00%の消費者金融と12.00〜20.00%の消費者金融があった場合どちらを選べばよいでしょうか。
これは借りる人の属性(状況)、また今後の計画にもよって異なりますが、最初を考えると15.00〜18.00%の消費者金融の方を選んだほうが良いでしょう。
理由は、消費者金融の実質年率に幅がある場合、一般的には最初は幅の高い方の金利が適用される場合が多いからです。
最初は最高年利が適用され、返済の実績を積んでいくと年利が低くなるというケースです。
これはもちろんすべてではありません。優良企業に長年勤めていて、年収も高く、家も持ち家でローンも完済済み、お金を借りるのも初めてなどという人は最初からある程度実質年率も低いものが適用されるかも知れません。
しかし、そういった人はなかなかお金を借りないのではないでしょうか。
また、これからずーと借りるんだという方は12.00〜20.00%の消費者金融を選んだほうが良い場合もあるでしょう。
常にある程度返済をしたらまた借りる、また返済が進んだら借りる、
これをずーと続けていくのであれば、実績もどんどん積めますので、
最終的には15.00%までしか下がらない融資よりは、将来的に12.00%まで下がるほうが長ーい目でみればお得かもしれません。
しかし、通常はできるだけ早く借金は返してしまいたいというのが実情ですから、やはり比べるときは
実質年利の幅の高い方の金利を見比べるのが得策でしょう。
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